GCPのunixbench n1-standard-2(vCPU x 2、メモリ 7.5 GB)

Google Cloud の Compute Engine を使う機会があったのでメモ。

マシンタイプ
n1-standard-2(vCPU x 2、メモリ 7.5 GB)
30GB SSD
CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)

========================================================================
BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)

System: xxx-vm: GNU/Linux
OS: GNU/Linux -- 3.10.0-1062.12.1.el7.x86_64 -- #1 SMP Tue Feb 4 23:02:59 UTC 2020
Machine: x86_64 (x86_64)
Language: en_US.utf8 (charmap="UTF-8", collate="UTF-8")
CPU 0: Intel(R) Xeon(R) CPU @ 2.00GHz (4000.3 bogomips)
Hyper-Threading, x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET
CPU 1: Intel(R) Xeon(R) CPU @ 2.00GHz (4000.3 bogomips)
Hyper-Threading, x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET
18:57:23 up 17 days, 22:15, 2 users, load average: 0.00, 0.01, 0.05; runlevel 3

------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: 金 3月 13 2020 18:57:23 - 19:25:28
2 CPUs in system; running 1 parallel copy of tests

Dhrystone 2 using register variables 32986641.0 lps (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone 3914.6 MWIPS (9.8 s, 7 samples)
Execl Throughput 1949.5 lps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 342471.9 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 91571.0 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 1050008.3 KBps (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput 433570.6 lps (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching 47364.9 lps (10.0 s, 7 samples)
Process Creation 5337.6 lps (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent) 3961.7 lpm (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent) 641.7 lpm (60.1 s, 2 samples)
System Call Overhead 325793.5 lps (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX
Dhrystone 2 using register variables 116700.0 32986641.0 2826.6
Double-Precision Whetstone 55.0 3914.6 711.8
Execl Throughput 43.0 1949.5 453.4
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 342471.9 864.8
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 91571.0 553.3
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 1050008.3 1810.4
Pipe Throughput 12440.0 433570.6 348.5
Pipe-based Context Switching 4000.0 47364.9 118.4
Process Creation 126.0 5337.6 423.6
Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 3961.7 934.4
Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 641.7 1069.4
System Call Overhead 15000.0 325793.5 217.2
========
System Benchmarks Index Score 616.2

------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: 金 3月 13 2020 19:25:28 - 19:53:37
2 CPUs in system; running 2 parallel copies of tests

Dhrystone 2 using register variables 35009933.2 lps (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone 6775.5 MWIPS (10.0 s, 7 samples)
Execl Throughput 2934.5 lps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 434373.3 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 114990.4 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 1382207.8 KBps (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput 554561.5 lps (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching 135627.6 lps (10.0 s, 7 samples)
Process Creation 10330.6 lps (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent) 4781.7 lpm (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent) 644.4 lpm (60.1 s, 2 samples)
System Call Overhead 389906.7 lps (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX
Dhrystone 2 using register variables 116700.0 35009933.2 3000.0
Double-Precision Whetstone 55.0 6775.5 1231.9
Execl Throughput 43.0 2934.5 682.5
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 434373.3 1096.9
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 114990.4 694.8
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 1382207.8 2383.1
Pipe Throughput 12440.0 554561.5 445.8
Pipe-based Context Switching 4000.0 135627.6 339.1
Process Creation 126.0 10330.6 819.9
Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 4781.7 1127.8
Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 644.4 1074.0
System Call Overhead 15000.0 389906.7 259.9
========
System Benchmarks Index Score 866.3

最初に、GCPは¥32,579の無料クレジットがあるんで最初の2、3ヶ月くらいはタダでいけそうですね。

866.3 ってことは意外に速くはないんですね。

以前(2018/01)に、g1-small(vCPU x 1、メモリ 1.7 GB)を計測したことがあります。そん時は、683でした。

GCP f1-micro の UnixBench
https://hack.gpl.jp/2020/03/13/gcp-unixbench-n1standard2/

2Core にして、シングルの1.4倍ということですか。

こんな構成のときは、もう少しスコアが出てましたね。

独自ドメインで WordPress を動作させる為、エンジニアが選んだ選択
::
score 1146
SSD のn1-standard-1(vCPU x 1、メモリ 3.75 GB)

自宅サーバにするときは、1000〜2000くらいのスペックが出るものを選ぶようにしますか。あまり高機能だと電気代がかかりますからね。

ヤフオクに転がってる、i5 (4世代くらい)で十分ですかね。

 

OPIでDosboxエミュレータその2

で、Super Angeloというマリオクローンを動かしてみました。最初キーマップがわからなかったのですが、左右矢印キー移動と、ALT でジャンプです。

angelo

音は、HDMI じゃなかったので、3.5mm ジャックから osx へ入力して出しました。設定は、

---- /etc/asound.conf 
pcm.!default {
   type hw
   card 0
}

ctl.!default {
   type hw
   card 0
}#

で、テストは、以下ですがザートいうノイズ音なので、音は小さくしておいたほうがいいです。

speaker-test

3.5mm のラインアウトのミュートは、

amixer set -c 0 'Audio lineout' unmute
amixer set -c 0 'Audio lineout' mute

のようです。

 

ちょっと音は遅延して出るようです。設定とかでましになるのかもですが、まぁこのあたりでとりあえず終了しておきます。

OPIでDosboxエミュレータ

とりあえず、rpix86 はよく見るとソースもないし、libopenmaxil.so というraspi の何かのライブラリに依存しているようで OPI では無理でした。

なんか、ないかなぁと探したら、Dosbox というのがあるようです。

 

早速、入れてみました。

# dnf install dosbox
# rpm -qa | grep dosbox
dosbox-0.74-14.fc22.armv7hl

リモートのセッションから起動確認まではできました。

 

1

x2go 便利です。fedora22 も x2goserver あるので、dnf で入れるだけでした。で、起動します。

2

スプラッシュ画面に、DOSBOX と出ています。なんかいい感じ。

3

動作はするようです。ただ、リモートからだとキーマップがめちゃくちゃになって入力ができません。コンソールからだと問題ありませんでした。なにか、環境変数とかあるようです。

 

まだ、操作が良くわかっていませんが、ぼちぼちと何か動かしてみたいです。画像周りとか、音周りとか出すにはもう少しがんばらないといけないような感じです。

DietPi

OrangePi のフォーラムにやっと登録されたので(管理人による手動登録なんですよ)フォーラムをいろいろ散歩してみました。

オレンジパイフォーラムの中のスレッド

DietPi (OrangePi Forum)

なんだろうなと見ていたら、スリム化されたRasPi 系の OS のようです。オフィシャルサイトは以下のようでした。

DietPi

入れたら、パッケージを選択してすぐに使えるようしてあるのがコンセプトのようです。

ドキュメント的なものは、以下にあります。

DietPi-Software

まだダウンロードしただけで、実機では動作させていませんが、パッケージ作りの参考にしたいなぁと思います。まぁ、個人的に興味を引いたのは、DietPi-Config というツールがあるようで、これの作りがどのようになっているか気になりました。

オフィシャルのGitHun はこちらのようです。

GitHub : Fourdee/DietPi

今年の1/6 にリリースされたv105 をダウンロードしました。今度、遊んでみようと思います。

あと、rpix86 という MSDOS のエミュレータも動作するようで、ちょっとメモしておきます。MSDOS に移植されたプログラムは結構あるので、そこそこ楽しめるのではと思っていますが。ますます、もう一台欲しくなってきました。

 

rpix86_icon

http://rpix86.patrickaalto.com/

4dos

 

なお、Lakka や、RetroPi は OrangePi ではインストールスクリプトでこけるようで(そりゃそうだ)動いたよという報告はまだないようです。マニュアルビルドしたら動きますかね?だれか試してみて~。

ちなみに、OrangePi One はカードサイズより小さい感じのようです。1/25 日に出荷予定だそうです。2月には楽しめそうかな?

opione

ということで、OPI PC をもう一台ぽちるのを我慢して、酔っ払ってねることにします。

munin のグラフがなぜか切れる原因がわかった

OrangePi PC の munin グラフを公開しているのですが、なぜかグラフ描画が切れてしまう。

h3_temp-day

切れないグラフもあって、なんだろうなぁーと思っていました。

load-day

時間帯を見てハタと気がつきました。そう、ホスト名がメインPCのDNS を見ているので帰宅したときや、寝る直前までは問題がなく、メインPCの電源を切るとしばらくして、参照できなくなるので、値が取れていないというものでした。

そのはず。今日寝て明日ずっと描画されていれば。

 

ということで、hosts に書いておきました。ま、どうでもいいことですが、すっきりしたので書いておくことに。

OrangePi PC をクロックダウン

OPI PC にファンをつけて、ついでに sccript.bin を作り直して1.5MHz から1.2MHz にクロックダウンして運用していますが、CPU 温度は30度から40 度を推移しているようです。

h3_temp-day-2

この状態でベンチマークがどのくらいいくかテストしてみました。

   ========================================================================
   BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)
   System: OrangePi: GNU/Linux
   OS: GNU/Linux -- 3.4.39-01-lobo -- #1 SMP PREEMPT Sun Oct 25 14:46:41 CET 2015
   Machine: armv7l (armv7l)
   Language: en_US.utf8 (charmap="UTF-8", collate="UTF-8")
   07:17:03 up 44 min,  2 users,  load average: 1.56, 1.61, 1.56; runlevel 3
   ------------------------------------------------------------------------
   Benchmark Run: Sun Jan 03 2016 07:17:03 - 07:46:42
   0 CPUs in system; running 4 parallel copies of tests
   ::
   System Benchmarks Index Values               BASELINE       RESULT    INDEX
   Dhrystone 2 using register variables         116700.0   17298899.9   1482.3
   Double-Precision Whetstone                       55.0       2969.0    539.8
   Execl Throughput                                 43.0       1464.1    340.5
   File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks          3960.0     149424.6    377.3
   File Copy 256 bufsize 500 maxblocks            1655.0      45277.4    273.6
   File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks          5800.0     380747.9    656.5
   Pipe Throughput                               12440.0     911007.9    732.3
   Pipe-based Context Switching                   4000.0     124699.6    311.7
   Process Creation                                126.0       3414.8    271.0
   Shell Scripts (1 concurrent)                     42.4       1865.6    440.0
   Shell Scripts (8 concurrent)                      6.0        307.0    511.6
   System Call Overhead                          15000.0    2100567.0   1400.4
   ========
   System Benchmarks Index Score                                         516.5

おおよそ、RasPi2 より少し速い500ポイントちょいのスコアです。クロックダウンする前は、600ちょいだったので、すこし遅くなった感じですね。

 

実際にサーバとして仮運用していますので、レスポンスなど見たい方は以下にアクセスしてみてください。昨年からテストで運用しています。

Fedora22 OrangePi PC

http://hack.gpl.jp/

・NGINX + php-fpm + MariaDB

そこそこ重めのアプリケーションのWordPress が動作しています。ネットワーク的には、サーバからの下りは帯域は絞られていると思いますので差し引いてみてください。今のところ、そこそこストレスなく動作しています。

 

当初、OpenStack として勉強用に使おうと思っていたのですが、何年ぶりかで自宅サーバを運用してみたら面白くてOpenStack の構成の検証に環境を壊したくないなぁという感じです。もう一台ほしいなぁと。

WEBを散歩しているとなにやら、Orange pi Oneという10ドルくらいのものも発売されるということで、すこし様子見をしています。

CNXSoft

Orange Pi One is a $10 Quad Core Board with Ethernet and HDMI

Orange_Pi_One

どうやら、WIFI 付きモデルと、10/100M Ethernet モデルが出るようです。なかなか面白そうです。比較表は、OSAKANA TARO さんのページにあります。

OSAKANA TARO のメモ帳

Orange Pi ONEの詳細が出た!

CPU は、今のと同じ 6ドルの H3 (4core)を使うようです。これで、9.99ドルで出せるとはほぼ原価並の価格ですね。メーカ(Shenzhen Xunlong Software)は、かなり大量にパーツを購入しているんでしょう。とにかくこれは出たら買いです。

 

OpenStack Ironic としてベアメタルな構成を考えているのですが、動作に必要な PXE Boot の実験がまだ終わっていません。まだ、OpenStack 自体もあまり良くわかっていないのですが、おそらくベアメタルをコントロールする際に、PXE Boot が必要になると思います。あとIPMI で電源とかなにか操作するようです。このあたりの検証もしないといけません。おそらく、なにか工夫する必要があると思っています。

 

5台くらいの構成で考えているのですが、安いほうがいいよねということで、Orange pi Oneが出てから考えたいなぁと思っています。5000円くらいで、最小構成を目指して OpenStack のベアメタルを勉強してみたいと思っています。

 

まとめ

・クロックを1.2Mhz にダウンさせるとベンチマークは500ちょい

・ヒートシンクと、ファンをつけた状態でアイドル時、温度は30度から40度を推移

・負荷をかけると50度ちょいくらい

・追加購入は、OrangePi PC の15ドルより安い9.99ドルの Orange Pi One というのが出るまで待ち

・U-Boot する仕組みを勉強してみる