ベトナムでTNT125が激安・レビュー

じゃんくはっく
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やっとレンタルバイクから卒業!

どんなのをゲットしたの?

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
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2017年モデルのマニュアル車だよ

かっこいいバイクですね!

ぴー
ぴー

あえてのマニュアル・シフトバイクを選択!

ベトナムで多くの人が乗っているのは、スクータータイプのシフト切り替えがないバイクです。しかし、自分は、クラッチがないバイクはつまらんので、マニュアルシフトのバイクを候補にあれこれ悩んでいました。どれにするか、価格と中古車のタマとを比較しながら異国の地、ベトナムでも無事にバイクをゲットできるのでしょうか?

候補は、2機種

まず、車種は2機種に絞りました。Honda MSX125 (Grom)とBENELLI TNT 125です。

この上下の写真はHONDAのMSX125です。何年モデルからかは忘れましたが、上の写真の四角目のライトのモデルが好きです。下の写真は丸い大きなライトは好きじゃないです。

そして、もう一つはBENELLI TNT 125です。どうですか?この尖ったデザイン、かっこよくないですか?

中古価格はHONDAがやっぱり高くて、日本円でいうと18万くらいです。ベネリはかなり安くて10万前後であります。倍くらいは違います。

迷って安くてかっこいいBENELLI TNT 125に決定!

なんと言っても、デザインに惚れました。この黒ベースの赤いトラストフレームや、2本だしのサイレンサー、ちょっと太めの倒立フォークなど、スキがないデザインです。オイルクーラーとかもついていますので、回しても安心です。

ベネリって今まで聞いたことがないバイクだったんで、あれこれ調べてみました。日本では、2021年くらいにプロトさんが輸入代行しています。

調べてみると、この子、イタリア製みたいですね。Wikiによればベネリ(Benelli)は、イタリアのオートバイメーカーで1911年にイタリアで創業され、長い歴史を持つオートバイメーカーでしたが、途中あれこれあり、今は中国資本が入っています。つまり、イタリアのデザインをひっさげているが、中華製バイクというやつで、プロトさんが輸入している日本版のは大丈夫でしょうが、現地仕様のやつはさてどうでしょうか? 中華製バイクはやめとけ!っていう昔からの鉄則というか経験則はあるのですが、安さとデザインに負けて、こっちにしました。MSX125はカスタムすればかっこよくなるんですが、ここベトナムではパーツやカスタムショップも限られるので、ノーマル状態でかっこいいTNT125を選んだわけです。あと、値段が半分ってのも決め手ですね。

なんと2300km の出物!

ということで、ベース車種が決まればあとは良い掘り出し物を探すだけです。車種決定前には、あるショップに出向いて、MSX125とベネリ125を乗り比べてました。たしかに、MSX125のほうが街乗りはしやすいですね。

 いろんな人がインプレやってますが、125ccなんでパワーなんて気にしちゃいけません。そして、トルクなんてのも、そんなのは誤差みたいなものです。一番大事なのは、乗っていて楽しいかどうか?です。このバイクは、文句なしに楽しいです。それに単気筒なんで、ぶっ壊れることはまぁ無いでしょう。中国だって切削技術はそこそこありますし、検品が雑なのは認めますが、中古車で初期不良を乗り越えた個体だったらまぁ、大丈夫なんじゃないかと思います。

あと、178cmなんで、どっちも足付きはベタ付きです。ベトナムでバイクを探すのは、以下のWEBが便利でした。

  • Chợ Tốt Xe(ちょとっせい)
https://xe.chotot.com/mua-ban-xe-may

グッドマーケットっていう意味っぽいのですが、日本みたいにバイク専用の中古車専門サイトみたいなのは無いっぽいです。まぁでも、いくつかのショップでTNT125は中古車を取り扱っているようでした。

Tuấn Duy motor(トゥドゥック区)

見つけたのは、トゥドゥック区にあるバイク屋さん。なんとここに、2300km 走行の2017モデルのTNT125の黒があるじゃありませんか!

さっそく、仕事終わりに出かけて見てきました。日本とは時差が2時間あるので、18時に定時あがりしても、こっちではまだ16時です。リモートワークしているので、(そのネタはまた今度書きますが)終わり次第、バイク屋さんへ行ってきました。

店名:Tuấn Duy motor

住所:58 Đ. Số 4, khu phố 3, Thủ Đức, Thành phố Hồ Chí Minh, ベトナム

MAP:https://goo.gl/maps/rjL6W39xhspc9QgT8

細部をチェック! いい音だします

中古なんで、多少のキズはありますが概ね品質は良さそうです。立ちごけとかもなさそうです。うれしいことに、サイレンサー(下部にある四角い消音器)が撤去されていました。これは自分が買ったら速攻、カスタムすることを予定していたので、ちょうど良いです。メーターは確かに2300km です。たぶん、セカンドバイクとして使っていたんだと思います。

 お店の人にお値段を交渉してみると、18.2tr(18,200,000VNDですが、桁が多いのでこう略します)が定価(ネット公示価格)日本円でいえば、約10.8万円くらいです。多少、お勉強してくれるみたいで、17.5trでOKだそうです。日本円だと10.5万円くらい。17trでOK?と聞くと、どうやら渋っているようです。まぁ、めんどくさいので17.5trでその場でWiseから振り込んで購入しました。そのまま、乗ってかえりましたが、すっごく乗りやすいです。あと、音が良い!これは乗り潰す気合いで乗ってみましょう。ハノイまでバイクで行きたいですね。

かっくいい!

とにかく、デザインが好きなバイクってのは愛着が深まりますね。このバイク125なんですが、デザインにスキがない感じで、ほんと気に入っています。

バイクスタンドは、メンテナンスするときに欲しかったのでShopeeって通販サイトで購入しました。ベトナムでは、LazadaとShopeeが有名です。送料混みで2000円しないくらいでした。

さらに驚くことにShopeeは、決済しなくても商品が送られてきて、現金引換(代引)できるっていう、日本では考えられない仕様となっています。代引できない場合は、キャンセル扱いになるんだと思います。ベトナムの生活に根付いている通販サイトなんですよね。現地の人って、カードとか無い人もいるし、銀行を信用していない節があるので。

洗車屋さんでバイク洗ってもらった

さて、ベトナムでは、バイクを洗ってくれる洗車屋さんがいたるところにあります。結構丁重に洗ってくれて、お値段は40kVND(240円)です。

洗っている間は、カフェでまったりとコーヒータイムです。洗車屋さんの向かい側にも待合席はあるんですが、喉が渇いたのでカフェで時間潰しです。

写真を見てわかると思いますが、こっちの人たちカップルは隣同士に座ってコーヒーを飲むのがデフォルトスタイルです。25kVNDでアイス・ミルクコーヒーを飲んで、お茶もついてきますので飲み干したら洗車屋さんに戻りました。とっても綺麗になりました。

まとめ

今回、なんとなくわかったのは以下となります。

・バイクは簡単に買えます
・しかし、名義変更はやったほうがよさそう
・ベトナムの運転免許はビザさせあれば日本のが書き換え可能です
・国際免許は条約が違うのでそのままでは利用できません
・TNT125は乗っていて楽しい。低速トルクも十分。
・回せば100kmくらいは出そう
・エンジンは中華製だと思うので、壊れるかもです
・コンビニやスーパー行った時の荷物フックはほしぃ(ゲット済み)

あとがき

たしかに、スクーターは便利です。荷物は乗るし、メットインにはカッパとか入れて入れておけます。でも、僕はリモートワークなんで、ほとんど毎日家にいて、昼ごはんと夕ご飯のときしかバイクは乗りません。ので、クラッチが付いたいわゆるバイクに乗りたかったわけです。バイクの良さは、乗って楽しい、磨いて眺めて楽しいっていう要素が大事だと思っております。そういう意味で大変満足しています。

 2300km で買ったバイク、果たしてどのくらい乗るでしょうかね。ちょいのりだけなんで、まぁ1万キロくらいでしょうか。1ヶ月でたぶん1000kmは乗らないと思います。

 次回は、ステッカーチューンや、ちょいカスタム・現地のオイル交換なんかのお話でも書きたいなって思っています。

著者にメッセージ

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