15ドルのOrange Piで遊び倒す

遊びがいがありそうなので、ポチりました! 動機としては、OpenStack のARMビルド版を動かすのを目標にしています。

 

CPU には、allwinner のH3 というアーキテクチャーネームはsun8iw7p1 というものが載っています。

4K に対応した H.265/HEVC 4K@30fps のデコードが出来るんですよ。そして、4コアですよ。1.6Ghz で動作して、こんなのが2300円で買えてしまうなんて。もう驚きです。!!!どうやら、これは30ドル~50ドルくらいのSTBを対象に開発されたようで、価格は6ドルとのこと。

H3_Allwinner_TechnologyH3_Allwinner_Technology 2

Allwinner_H3_Datasheetv1.1

UnixBench ではRasPi(2じゃないやつ)よりも速いはずです。到着したら、自身で計測してみますが、他者の結果は以下のようです。RasPi2 より速ければ、うれしいですね。スペック的には速いはずです。以下のベンチマークは、Orange Pi(AllWinner A20)のもの。

参考ソース

http://pastebin.com/chsgAxw2

========================================================================
   BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)
 
   System: OrangePI: GNU/Linux
   OS: GNU/Linux -- 3.4.39 -- #1 SMP PREEMPT Wed Sep 16 13:39:07 CEST 2015
   Machine: armv7l (unknown)
   Language: en_US.utf8 (charmap="UTF-8", collate="UTF-8")
   16:00:08 up 31 min,  1 user,  load average: 3.00, 3.09, 2.76; runlevel 2
 
------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: Sat Sep 19 2015 16:00:08 - 16:28:23
0 CPUs in system; running 1 parallel copy of tests
 
Dhrystone 2 using register variables        5193714.8 lps   (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone                      791.3 MWIPS (10.1 s, 7 samples)
Execl Throughput                                349.9 lps   (29.9 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks        121696.0 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks           36652.0 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks        277558.9 KBps  (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput                              323747.0 lps   (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching                  12225.1 lps   (10.0 s, 7 samples)
Process Creation                               1044.4 lps   (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent)                   1433.6 lpm   (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent)                    472.1 lpm   (60.0 s, 2 samples)
System Call Overhead                         854375.1 lps   (10.0 s, 7 samples)
 
System Benchmarks Index Values               BASELINE       RESULT    INDEX
Dhrystone 2 using register variables         116700.0    5193714.8    445.0
Double-Precision Whetstone                       55.0        791.3    143.9
Execl Throughput                                 43.0        349.9     81.4
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks          3960.0     121696.0    307.3
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks            1655.0      36652.0    221.5
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks          5800.0     277558.9    478.5
Pipe Throughput                               12440.0     323747.0    260.2
Pipe-based Context Switching                   4000.0      12225.1     30.6
Process Creation                                126.0       1044.4     82.9
Shell Scripts (1 concurrent)                     42.4       1433.6    338.1
Shell Scripts (8 concurrent)                      6.0        472.1    786.9
System Call Overhead                          15000.0     854375.1    569.6
                                                                   ========
System Benchmarks Index Score                                         225.1

 

-c 4 のオプションをつけてないようなので、おそらくRasPi2 よりも速いはず。

 

orangepipc_info オフィシャルサイトには、サポートOSは以下のようです。

orange_pi_homepage_-_Orangepi

www_orangepi_org_downloadresources_ ラインナップは以下のようです。最初の1つを選ぶとしたら、一番安いものでとりあえずいいかなと思ったので、15ドルのOrange Pi PC にしました。大きな違いは、NIC がGB対応にするか、WiFi 付きを選ぶか、SATA も付くのを選ぶか、eMMC8GB のストレージ付きを選ぶかです。

  Orange Pi Orange Pi Plus Orange Pi 2 Orange Pi PC Raspberry Pi 2 Model B
Processor AllWinner A20 Allwinner H3 Allwinner H3 Allwinner H3 Broadcom BCM2836
CPU cores 4x Cortex-A7 @ 1GHz 4x Cortex-A7 @ 1.6GHz 4x Cortex-A7 @ 1.6GHz 4x Cortex-A7 @ 1.6GHz 4x Cortex-A7 @ 900MHz
GPU PowerVR SGX544MP2 ARM Mali-400 MP2 ARM Mali-400 MP2 ARM Mali-400 MP2 Broadcom VideoCore IV
RAM 1GB 1GB 1GB 1GB 1GB
Storage microSD, SATA 2.0 microSD, SATA 2.0, 8GB eMMC microSD microSD microSD
Wireless WiFi WiFI WiFi
Ethernet Gigabit Gigabit 10/100 10/100 10/100
A/V I/O HDMI, composite, LVDS, VGA HDMI, composite HDMI, composite HDMI, composite HDMI, composite
Camera CSI CSI CSI CSI CSI
USB ports 4x USB 2.0; 1x USB OTG 4x USB 2.0; 1x USB OTG 4x USB 2.0; 1x USB OTG 3x USB 2.0; 1x USB OTG 4x USB 2.0
Power +5V via micro-USB or barrel jack +5V via micro-USB or barrel jack +5V via barrel jack +5V via barrel jack +5V via micro-USB
Expansion 26-pin Pi-style; 18-pin 40-pin Pi-style 40-pin Pi-style 40-pin Pi-style 40-pin
Dimensions 112 x 60mm 112 x 60mm 93 x 60mm 85 x 55mm 85 x 56mm
Price (less shipping) $49 $59 $30 $15 $35

オリジナルソース

http://linuxgizmos.com/15-dollar-orange-pi-pc-hacker-sbc-packs-quad-core-soc/

価格のバランスから言って、まずは表中の赤いものでいいかなと思いました。

2300円(15ドル+送料)くらいなので、ちょっと遊んでみようかと思います。目標は、オリジナルなOSビルドです。

野良なイメージはあるけれども、ちょっと心配だし、1からCentOS とかのarm 版を作ってみようかと。目標は、OpenStack のARMビルドを走らせること。そして、検証用のOpenStack 環境を作ってみたいなと。

 

アプリケーションであれば、クロスコンパイル環境を作ればARM版のアプリケーションはビルド出来るのでしょうが、OS自体を1からARM ビルドするにはどうしたらいいのでしょうか? このあたりのノウハウも勉強になると思いますので、やってみたいと思います。

 

オリジナルなブートローダーや、セットアップを簡単にするインストーラなども作れたら面白いなと思っていますが、いろいろスキルが必要になりそうですので、勉強しながらやっていきたいです。

 

それにしても、この部品構成でどやったら、15ドルで出せるのかが不思議です。

CPU は6ドルとのことで、大量に買えば安くはなるのであろうけども、中国のパワーはすごいですね。脅威を通りこして畏敬を感じます。安いのはパワーだと!

 

とりあえず、年末年始はこれで楽しめそうです。SUNXIのマニュアルにH3 とか基本的なマニュアルビルドの手順が載っていたのでメモ。

 

sunxi

Manual build howto

H3 Manual build howto

椅子の最有力候補

あれこれと、椅子選びをしている内にだんだん高いものがいいなぁということになってきて、価格的にも妥協できる範囲で現在の最有力候補はこれ。なかなかかっこいいし、値段もお値打ちなので良いかなと。

isu

どうやら、これは楽天とかでずっと1位を取っていた椅子のようです。どちらも、タンスのゲンさんが販売しているようですが、アマゾンのほうが安いので、メモっておきます。

kami

オカムラの椅子とか、いいなぁと思うのですが、やっぱりいいものは高いですね。とりあえずは、3年持ってくれればと妥協して買うことにします。

PCBが出来たようです!

Elecrow さんに出したPCBです。以外にも、エラー修正で今週追われるかなと思ったのですが出来ちゃったようです。

エラーが300個以上あったのですが、どうやらそんなことお構いなしに作ってくれたようです。

実質5営業日で作ってもらえました。写真付きでメールしてくれるのはいいですね。まぁ、これから郵送されるわけですのであと2週間は届くのにかかると思います。

25149_jpg__1000×1500_写真では白がなかなか綺麗そうです。紙の白よりも白く写っています。細かな部分は、どんな感じに出来ているでしょうか?

まずは、失敗は覚悟の上で入稿したので、届いたら設計上のエラー箇所と実際のプリント具合を見て報告してみたいと思います。

 

PC上で作成した図面が物になって届くのは、なかなかわくわくしますね。

11/11 のお買い物

当初、スマホ(meizu m2 noteか、Redmi Note 2)か、スマートウォッチを買おうかなと思っていたのですが、よく考えると、7インチのタブレットを持っていてこれが3G 通信と音声通話が使えるのでぜんぜん問題ないし、スマホを買うのは結局やめました。

 

sim は nifmo で、8月から3G の通信に対応しました。そのおかげで、7インチタブレットのG708(オクタコア) が問題なく電話でも使え通信も出来るので、あえてスマホを買う必要もないなと冷静に散財を防ぎました。LTE には対応していませんが、出先ではメールかちょこっとWEB見るくらいだし。とりあえず、ポケットに入る7インチに電話付きが自分の中では、最強です。

 

スマートウォッチ(Lemfo LEM1)は、日本語が使えなさそうだし、7インチはポケットに入るのでまぁ、いいかということで。

HTB1V92BKpXXXXcYXVXXq6xXFXXXj

それよりも欲しいのは、椅子です。3,4年使ってほぼ限界となっています。

 

そして、購入したのはどうでもいい4点。多少は安くなっていたようです。

PCBをカットする歯と、手袋とゴーグルです。大物は来年の11/11 に何か買えればですね。3D プリンターの材料とか、CNC の材料とか。

11 22 33 44

いろいろ見ているときに発見したのが、Orange Pi という代物。

Orange_Pi

オフィシャル?サイトは以下のようです。この15ドルのは、Orange pi の素のもので、RasPi のクローンのようです。

http://www.orangepi.org/

interfacesラインナップは、全部で 7種類あり、一番ハイスペックなものは、SATA のインターフェイスも付いている、Orange Pi Plus2 というやつです。NICもギガビットで、オンボードにストレージも8G付いています。メモリは2G。

 

もう少し調査してから、一番安いものをゲットしてみようかなと思っています。これは11/11 の時にセールになっていなかったようです。

 

HDMI のインターフェイスは付いているので、2300 円程度で何か画面表示するデバイス用途とかいいんじゃないかなぁと思っていますが。

 

11/11 のアリエクのお買い物は雰囲気だけ楽しめた感じです。感想としては冷静に値段を見極めないと、安いのか普通の値段なのかがわかりにくいです。

PT3 到着

PT3 が ドスパラより到着。

10,480円也。PCBの厚みは、1.6mm で金色に光る胴箔部分が綺麗です。

6

Rev.A で2012.04.24 のようです。3年前ですか。なかなか息の長い商品ですね。

5 S と T のアンテナ端子。

S    衛星
T    地上

 

4 TOSHIBAのチップ TC90522XBG と、向かい側に見えるのは何でしょうか?

3チューナー部分は銀色のボックスの中にあります。これはモジュール化されているパーツのようですね。シャープのVA4M6JC2103

東芝のICは、このモジュールとつながっているようですので、何か電波の調整をやっているのでしょう。

レギュレータICも大きなのが2つあるようです。200WN3M(PQ200WN3MZPH) ともうひとつは、012ENB1 (PQ012ENB1ZPH)シャープのようです。他にもレギュレータはあって全部シャープのを使っているようです。

2 ALTERA Cyclone IV と書いてありますかね?EP4CGX15BF14C8N

これは横のSDRAMとがっつり、つながっているようです。PCI-EX からのラインがこのICに入っているようです。

インダクタも2つありますね。何かスイッチングして電源を生成しているのかな?

1 これはちょっと作れそうにもありません。仮に作れたとしても中のソフトウェアがわかりません。解析にはかなりの技術と知識が必要でしょう。デジタルの電波の知識が必須となりそうです。

 

PCの中に組み込んだらこうして、基板をみるのもこれが最後になりそう。

WiFi E-ink Display 部品整理その2

11/11 に向けて、部品を購入しようと思いますので、WiFi E-ink の部品を整理してみたいと思います。

前回に購入しようと思ったパーツの内、購入済みのものは以下。

WiFi E-ink display 部品整理

ほとんど購入済み。

回路図での部品名 数量 部品名称 価格(数量) 備考 購入
N/A 1 ED060SC4(LF) 1389(1) リビジョン2 済2個
L1,L2 2 SLF7045T-220MR90-PF (TDK)
NR6028T220M (Taiyo Yuden)
CDRH6D28NP-220NC(Sumida)
1251(50)
1097(20)
1192(30)
900mA 7x7x4.5mm
1300mA 6x6x2.8
1300mA 7x7x3
済 TDK
C2 1 0603 smd 100pF >25V 1  
C4 1 0603 smd 4.7pF >25V 1  
IC1 1 LT1945 1403(10)   済 LT sample
IC2 1 MC79L15 531(20)  
IC3 1 L78L15(L78L15CD-TR) 484(20)  
IC4 1 MCP1802T-3302I/OT
TPS73633DBVR
546(10)
517(10)
3.3V に変更
TIのに変更
IC5 1 LM358 (LM358DG) 567(10)  
IC6 1 MCP73831(SOT-23-5) 254(10) リチウム充電管理
IC7,8 2 74LV4094(74LV4094D)
74HC4094D
699(10)
705(20)
互換品 74HC4094D の方が安い
D1,2,3 3 SS24 (DO-214AC(SMA)) 273(100)  
D4 1 0603 LED 283(100) 5 colors x20pcs =100pcs
C5, C6 2 0603 100nF >25V 51(100)  
C7, C8 2 0603 2.2uf >25V 228(100)  
C3, C11, C12 3 0603 4.7uf    
C1,C5,C6,
C9,C10,
C13,C14
7 0603 100nf    
C15, C16 2 1206 100uF
tantalum 220uF で代用
996(100)
608(30)
220uF の tantalum で代用
VR1 1 smd 100K EVM3ESX50B15 254(20)  
CON1 1 FH26-39S-0.3SHW 1113(20)  
CON2 1 miniUSB UX60-MB-5ST
Micro USB ST-MC-5F-01
1045(20)
423(100)
マイクロUSB に変更。特価品
Q1,Q2 2 IRLML6402TRPBF
(SOT-23 P-chan mosFET)
305(50)  
R1 – R15 15 0603 抵抗セット 170valuesx25pcs=4250pcs 2531(4250)  
C All   0603 SMD Capacitor
90valuesX50pcs=4500pcs
2835(4500) murata 製
N/A 1 samsung galaxy note 2 battery
Lipo 502035 330mah
637
1380(10)
互換品
小さなLipo電池で試作
ESP8266 1 ESP-WROOM-02 903(2) タイムセール品
ESP13   ESP13 OEM品? 1580(5) ここで買うのはx
CON3 1 2Pin set XH2.54-2P 600(100) 特価品

結局、コイルはTDKのが安かったので元の選択に変更。ESP13で行くか、ESP12で行くかはまだ未定。できれば、ESP13で行きたいところ。ざっくり、全部で13000円くらい。単価3000円がPCBを入れた原価。ということは、中古のkobo や kindole とかにLINUX入れて改造したほうが安上がりですね。E-ink を制御するドライバーをだれかが大量に作ってくれれば安くなるんだろうけども。

 

PCB 設計はまだ途中。ソフトウェアがESP13 で通るか確認をしたいところ。ESP13 や WROOM-02 でSDK1.0.1が通るかどうかはまだ未確認。