AIに自然言語だけでNext.jsでmacOSクローン電卓を作ってみた

じゃんくはっく
じゃんくはっく

結論:2024年10月現在でプログラミングのワークフローは変わりつつある!これを知らないのと、知ってるのとでは大違いということがわかりました。

この記事の概要

  • VScode経由で、AIにお願いして自然言語(日本語)で電卓を作った
  • 作ったのはNext.jsで動作するWEBアプリ
  • その作り方の具体例
  • シーケンス図やフローチャートや仕様書なども良いものを作ってくれます

AIにお願いして作ったもの

 何を作ったのかというと、それはmacOSの付属する電卓アプリのカラーリングに似たWEBアプリの電卓です。僕自身がほぼ知らないNext.jsのフレームワークを使ってAIに作ってもらうことを目標にしたプロジェクトです。AIが作ったソースコードは以下にあります。

macOS clone2 電卓アプリ

また、GITHUBにあるreadme.md の仕様書もAIに作ってもらいました。びっくりしたのは、シーケンス図やフローチャートなんか書けないだろうな!って思っていたのですが、依頼したら作ってくれました。GITHUBにある図はまったく、加工していません。びっくりですよね!シーケンス図をこちらにも載せておきます。

sequenceDiagram
    participant User as ユーザー
    participant CalculatorApp as 電卓アプリ
    participant Display as 表示部
    participant Clipboard as クリップボード

    User->>CalculatorApp: ボタンまたはキーボードで入力
    CalculatorApp->>Display: 入力値を更新
    Note right of Display: displayValueを更新

    User->>CalculatorApp: "="キーを押下
    CalculatorApp->>CalculatorApp: 計算式を組み立て
    CalculatorApp->>CalculatorApp: evaluateExpression関数を呼び出し
    CalculatorApp-->>Display: 計算結果を表示
    CalculatorApp->>CalculatorApp: 履歴を更新

    User->>CalculatorApp: "COPY"ボタンを押下
    CalculatorApp->>Clipboard: 計算結果をコピー

    User->>CalculatorApp: 外部から数字をペースト
    Clipboard-->>CalculatorApp: 数字を貼り付け
    CalculatorApp->>Display: displayValueを更新

作り方・概要

さて、ではどういうものを用意すれば良いのでしょうか? それは簡単で以下を用意すれば良いです。

  • OpenAIなどAIサービスプロバイダのAPI KEY
  • VScode
  • そのプラグインのCLINE:LINK

これだけです。

作り方

いきなり作り始めても良いのですが、完成度を求める場合は、仕様書を作ることをお勧めいたします。たとえば、gitのREADME.mdと、macosの電卓のスクショだけLocalの適当なディレクトリにコピーして、そのディレクトリをVScodeで開きます。

そして、CLINEで以下のようにお願いするだけです。

README.md の仕様を元にNext.js で電卓を作ってください。添付画像、ss.png も参考にして。

画像は、カメラアイコンから添付できます。すると、npx create-next-app@latest calculator-appなど必要なコマンドなどを、Run Commandするだけです。画像は1つ進んだ状態です。たとえば、エラーなどが起きてもそれを再度、AIが判断し解決策をコマンドなりを教えてくれます。やばいですよね!

そして、以下のスクショではpage.tsxをAIが書いてくれて人間はSaveボタンを押すだけです。ふぁー! この時点で僕はぶっ倒れそうになりました。

実際に作り込んでいく過程では、指示の仕方が重要です。

作るときのコツ

やってみるとわかりますが、指示の与え方、つまりお願いの仕方がポイントです。 時には、無限ループっぽくなるときもあります。そういう時は、ソースコードを全部1枚のテキスト上にして、WEB版のChatGPTのo1に解決してもらいます。そして、その指示や、修正ソースコードをCLINEで投げることにより、ほぼ全て解決できました。 CLINEでo1に投げると、コンテンツが長いって怒られますのでWEB版を使いました。

また、UIを作る時は、v0 の方がより良いUIデザインを作ってくれます。あと、実際の開発フローのようにGITで管理して、ISSUEを作りフューチャーブランチを切りながら、進めるとよりどこに問題があって、どういうコードが書かれて、AIがどこで間違っているのかの原因を探る時に効果的です。

AIプロバイダについて

CLINEで指定できるプロバイダは、いろいろあります。ChatGPTのo1はAPI経由では使えないようなので、mistral.aiのCodestralというのがあります。これを使いたい時は、APIキーを発行して、CLINEのOpenAI Compatible で使えるかなと試したのですが、うまくいきませんでした。以下を入れてプロキシー経由で使えば回避できるみたいでした。

pip3 install litellm
pip3 install 'litellm[proxy]'
export MISTRAL_API_KEY=取得したAPIキーを
export CODESTRAL_API_KEY=これのAPIキーは別のようです。取得したAPIキーを
litellm --model mistral/mistral-large-latest

CLINE側には以下のように設定します。

無料版だと、レート制限が低かったり、データが非公開じゃなかったり、カスタムモデルが使えなかったりと制限がありますので、よさそうであれば有料プランも考えています。

まとめ

今回なんとなくわかったこと

  • VScodeから、CLINEプラグインを経由しAPI経由で使う
  • 仕様書は必ず書くべき。面倒な時はあとから、ソースコードのロジックを追って書いておく
  • 要求仕様は、平たく言えばアジャイル開発するときの、ユーザー目線のやれることを文章化することが大切
  • システムプロンプトにも、絶対守ってほしいルールは書いておくと良い
  • AIにお願いするときは、具体的にお願いする
  • CLINEのAIにお願いするとき、お願いの仕方をより頭の良いAIであるo1に依頼する
  • 実際の開発のワークフローと同じようにすることで、問題がどこにあるか顕在化することが可能
  • Bugが取れない時は、ChatGPTのo1など、IQの高いAIに解決してもらう
  • gitなどでAIの変更履歴を保存し、方向性が悪くなったら元に戻せるようにしておく
  • 指示を与える人間が問題の根本を理解していないと、うまく解決できないのでまずそこを理解してからAIに指示を与える

あとがき

ChatGPTが発表されたのは、2022年11月30日です。今は2024年10月ですから来月の30にがくると丸2年になるわけですね。  そして、僕らエンジニア業界のワークフローも変わりつつあります。まだ、これに気がついていないエンジニアもいますが、僕はこれらの体験によって今後の仕事で何が大切なのかを改めて考えさせられました。 結局、AIのほうが広範囲にいろんな知識を知っていて頭が良いわけで、細かな構文や、パッケージの依存関係などそういう部分はAIに任せれば良いです。しかし、一番重要なのはそれ以外の人間でしか決められないアプリの方向性や、大切にしたい部分。これは指示を与える人間がしっかりと方向と方針を固めておかないと良いものは作れないな!と感じました。

また、ここには書ききれませんでしたが、以下のアプリも作れることを確認済みです。とにかく、ひと昔前(といっても1年前くらいですが)はこんなワークフローが作れるなんて夢にも思っていませんでした。

  • これ以外にもAndroidネイティブアプリをビルドした
  • Auth認証の面倒なのも作れます
  • macOSやWindowsネイティブアプリも作り始めています

とんでもない世の中になったもんです。ある意味、大チャンス到来といったところでしょうか。プログラムミングの勉強も、AIと一緒にやればより、深く学習できますし。 1つだけ、懸念があります。それはAIが自律的に動けるようになったとき、OSのカーネルにAI機能を統合してしまう恐れがあることです。すごく堅陣なOSができる反面、使い方を誤るとやばい用途にも使われることになります。良い未来にしたいものですね。

著者にメッセージ

間違いのご指摘など、コメントじゃなくて、個人的にやりとりしたい場合はこちらからどうぞ。お返事が遅くなるときもありますが、ご了承を。

KeyCDNという安いCDNを半年使った感想、価格や月維持費などレポート!

じゃんくはっく
じゃんくはっく

CDNってのを半年、使ってみましたよ

クラウドからコンテンツを配信するってヤツですね。

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
じゃんくはっく

どんな効果があって、月維持費はどのくらいかレポートしてみます。

私は、月500円くらいまでなら出せるかなー

ぴー
ぴー

KeyCDNは数年前、1位か2位くらいの安さでしたが、今はもっと安いのがあるようです。CDNのコスト計算サイトでは以下のようでした。blazingcdnというのが破格の安さのようです。

今回は前から気になっていたKeyCDNをこのスマホサーバのWordPressサイトに適用してみましたので、実際どのくらいの値段で運用できるんだ? みたいな感想をレポートしてみたいと思います。

そもそもCDNって何?

CDNは平たく言えば、画像やコンテンツを本家とは違うサーバから配信するというものです。キャッシュサーバとか、エッジサーバとか表現したりしますが、要は静的なファイルを本家サーバからではなく、CDNのクラウドから配信することによりネットワーク負荷や、レスポンス改善(時に改悪)したりするのが目的です。

コンテンツデリバリネットワーク(英語: content delivery network、CDN)

wiki

いくらするの?

ほとんどの人が気になるのは、初期や維持費などの価格がいくらなのか? っていうことと、速度はどのくらい改善されるのか? ってことだと思います。こればっかりは使ってみないとなんとも言えない部分があります。早速、値段からレポートしてみたいと思います。

 まず、KeyCDNは最初にクレジットを入れてそれを消費する仕組みです。最小の入金単位は 49ドル となります。日本円で当時のキャッシュカード換金レートで、5,553円でした。

 入金したのが、2021年の06月/01なので現時点で半年使っていることになります。クレジットの消費は以下のようになっています。

残りクレジットは18くらいです。49から約36%残っていますので半年で67% 消費したことになります。半年で、約3720円ですので、1ヶ月あたり620円という感じですね。

 グラフの途中に、ガクンとクレジットが消費しているところがありますが、これはキャッシュを完全に消去して作り直している部分です。

どのくらいのアクセス数なの?

統計期間が約4ヶ月くらいなので、KeyCDN上のデータでは以下のようです。

1日あたり、cssや画像やhtmlなど合計して1.8万くらいのヒットがあります。PV的な数値は1つ前の記事に載せてありますので、参考にしてください。

1ヶ月のデータ転送量は?

このサイトの1ヶ月のデータ転送量(総トラフィック)は、KeyCDNの統計データで見ると以下のようです。

PV的には2000〜2500くらいでこの転送量です。3000〜5000くらいのPVでも15GBを1ヶ月に超えることはありませんでした。

CDNの効果はどのくらい?

ページ計測サイトで、CDN適用前と適用後のデータを測っておきましたので載せておきます。

まずは、CDN適用前。

次は、CDN適用後。

だいぶ改善されていますね。適用前は、最初のレンダリングが始まるのに、約4.2秒かかっていますが、適用後は、0.8秒です。CDNの効果は絶大です。

まとめ

今回、なんとなくわかったのは以下となります。

・このサイトのようにPVが月に2000〜5000くらいでは、月600円〜700円くらいのCDNコスト

・設定は非常に楽

・CDNの効果は絶大で、最初の描画が4.2秒から0.8秒となった

blazingcdnというCDNはKeyCDNより激安で、どんな効果があるのか試してみたい気もする

あとがき

WordPressのように、コンテンツ側で結構リソースを使うタイプや、スマホサーバのように非力な環境ではCDNの効力は絶大です。しかし、利用コストが月に600円〜700円くらいかかり趣味で使うのなら良いのですが、静的HTMLにして運用したほうが、良いなという結論に至りました。要はWordPressは、リソースを使うし無駄が多いんです。近々、そういう運用に方針を変えますので、紹介したいなと思っています。

著者にメッセージ

間違いのご指摘など、コメントじゃなくて、個人的にやりとりしたい場合はこちらからどうぞ。お返事が遅くなるときもありますが、ご了承を。

2021/04〜12 site24x7 でのSLA状況・統計データ

じゃんくはっく
じゃんくはっく

この半年以上、スマホサーバは安定稼働してるよ!

一時期、落ちるって言ってたけど原因わかったの?

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
じゃんくはっく

あー、あれはルータのマルチセッションの設定が原因だった

だから、Bad Gatewayだったのね。

ぴー
ぴー

この半年、仕事が急がしてく記事を更新する気力もなくグタグタと過ごしてきました。やっとまとまった休みも取れた(正月休み)ので記事を更新しておきます。

 site24x7 で監視していますが、最近は安定してきました。SLA統計データを出しておきます。

何を目指しているの?

稼働率・SLA99.95%をスマホ自宅サーバで目指せ!まずは1ヶ月間

LINK

site24x7のスターターパックを2020の10月から始めています。監視サービスでSLAを99.95%目指しています。99.95%とは1ヶ月にダウンタイムが21.6分以内であればOKということですが、最近はほぼ100%を維持しています。一時期、NGINXがBadGatewayになる現象が発生していましたが、これはやっと原因がわかりルータのマルチセッションの設定がよくなかったようです。詳細は省きますが、ドメインによってプロバイダAとBを分けていました。今は、マルチセッションはやめて1つのプロバイダから出ています。

2021・最終四半期のSLA

10月から12月の結果です。障害時間の合計は37 分 17 秒で、SLAは99.972%となり目標の99.95% 以上になっています。ちょこちょこダウンしているのは、大量のダウンロードなどで帯域を潰してレスポンスが一時的になくなる時間などで特にサーバがダウンしているわけではないです。外部から監視しているとそういう瞬断が3ヶ月で37分くらいあったということです。

PHPは、前回の記事でも紹介していますが、PHP7系のちょっと新しいのをビルドして入れています。

どのくらいのアクセス数なの?

ページを表示している回数(PV)は、こんな感じで月におおよそ2500〜5000という感じです。最近は全然記事を更新していなかったので、2000くらいまで下がっています。

検索数で見ると以下のような感じのサイトです。

最近は、MQA関連の音楽ネタと、pixel3のroot化記事関連がほとんどです。

まとめ

今回、なんとなくわかったのは以下となります。

・このくらいのアクセス数のサイトをスマホで安定稼働させることは十分可能

・消費電力などを考慮しても、レンタルサーバより安価で運用を趣味にしている人には良いかも

・しかし、WordPressの運用はクソめんどくさい。正直、もうGithub Pageとか、NETLIFYに静的ページを吐き出す運用にしようかと思ってる。

あとがき

放置ぎみになっている個人のブログっていうのは月にこのくらいのアクセス数で、当初のスマホで安定稼働させるっていう目的も達成したので、そろそろ違う運用も視野に入れています。WordPressとは関わっていきますが、静的ページを吐き出す運用のほうが楽でいいなーと思います。このSLA報告もこれが最後になるかもです。

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TermuxのパッケージPHP7.4.21最新ビルド

じゃんくはっく
じゃんくはっく

最近、仕事が忙しがったー!

もう今年も半分終わっちゃいましたね。

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
じゃんくはっく

今回は、TermuxのPHPを最新の7.4.21 にしたよ

最新ビルド作ったんですか?

ぴー
ぴー

Termux のPHPバージョンは、今は8系になっていて7.4系の最終リリースは7.4.12 でした。ちょっと古かったので、2021年7月01日にリリースされたphp7.4.21をビルドしておきました。7系はあと1年くらいは使うつもりです。ところで、xdebug付きはどうやってビルドするんでしょうね。次の課題です。

PHP7.4.21のダウンロード先

Github: termux-php7

LINK

完全にはテストしていませんが、このサイトにも入れながらテストしています。今のところ大丈夫かな?心配な人は自分でビルドして、テストしてみてくださいね。ビルド方法はググってくだされ。

アップデート方法

前の記事で、php8.xからphp7.4.12にダウングレードする方法は書いていますので、今回はアップデートです。

TermuxでPHP7を使いたい! PHP8からPHP7にして使う。

URL

さくっと、バージョンあげてみましょう。

ステップ1

ZIP圧縮したのも以下にあるのでダウンロードして解凍しておきます。

cd 適当なDIR
wget https://github.com/take-i/termux-php7/raw/master/php_7.4.21-aarch64-deb.zip
unzip php_7.4.21-aarch64-deb.zip

解凍すると以下な感じです。

$ tree php_7.4.21-aarch64-deb
php_7.4.21-aarch64-deb
├── apache2_2.4.46-4_aarch64.deb
├── libicu_67.1_aarch64.deb
├── php-apache_7.4.21_aarch64.deb
├── php-fpm_7.4.21_aarch64.deb
├── php-pgsql_7.4.21_aarch64.deb
└── php_7.4.21_aarch64.deb

今回は、nginxですので、本体とphp-fpmを入れておきます。libicu_67は前回(php7.4.12)と同じなのでそのままです。apacheとphp-apacheはまったくテストしていませんので、自己責任で入れるならお願いします。動作しない場合は、ご連絡を。対応するかは別ですが。

ステップ2

アップデートする前に、パッケージが更新されないようしていた場合は以下のようにパッケージ名が出ますのでそれを解除しておきます。

$ apt-mark showhold
php
php-fpm

解除は、unhold です。

$ apt-mark unhold php php-fpm
Canceled hold on php.
Canceled hold on php-fpm.

解除されたか、再度 1つ上のコマンドを実施しておきます。

ステップ3

アップデートといっても、コマンドは同じです。

cd php_7.4.21-aarch64-deb
※以下は今回入れないので削除。
rm apache2_2.4.46-4_aarch64.deb php-apache_7.4.21_aarch64.deb* php-pgsql_7.4.21_aarch64.deb*

dpkg -i ./php*

ステップ4

確認。ちゃんと、7.4.21が入っていますね。

$ php -v
PHP 7.4.21 (cli) (built: Jul 10 2021 16:36:28) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies

勝手にアップデートされないようマークしておきます。

apt-mark hold libicu php php-fpm

マークされたか、確認

$ apt-mark showhold
libicu
php
php-fpm

ステップ4

nginxとphp-fpm を再起動しておきます。このスマホはroot化してあって、nginxはroot権限でmasterプロセスが動作しているので、sudoしてKILLしておきます。

$ killall php-fpm
$ sudo killall nginx
再起動
$ php-fpm
$ sudo nginx

phpinfo()などで確認しておきます。

まとめ

今回、なんとなくわかったのは以下となります。

・termuxのphp最新をビルドしてみた
・テストは人柱として、このホストやっています
・何かあれば報告(してね)
・xdebug付きのもビルドしてみたいがどうやるんだろうか?

あとがき

まだこのブログは、スマホのumidigi F2で動作させています。そろそろ電池を交換したので、pixel3を復活させないとですが、腰が思いです。あと、最近keyCDNも1ヶ月くらい運用していますので、そろそろそのネタも描きたいなと。ついでにアドセンスなんかも運用していますが、これは駄賃くらいにしかならないので、やめた方がいいんじゃないかという感じ。広告でるのは好きじゃ無いし、回避方法は見る側がいくらでもできますしね。

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1つ目のWordPressの記事を2つ目のWordPressにコピーするプラグインはどこかに無いかな?

じゃんくはっく
じゃんくはっく

今日もWordPress触っていくよ〜!

ってか、最近暑いわね!

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
じゃんくはっく

1つ目のWordPressの記事を2つ目のWordPressにコピーするプラグインとか誰か作ってないかなーと探してる

MainWPってのはどう?

ぴー
ぴー

AサイトのWordPressとBサイトのWordPressの記事を管理してみたいので、そんなプラグインがあるか探してみました。大体、だれかが何か作っていたりするので、まずはリサーチです。やりたいことは、言葉で書くとわかりにくいので、図に書くとこうなります。

記事Item 1Item 2Item 3
WordPress B
WordPres…
WordPress A
WordPres…
記事Item 1Item 3
Viewer does not support full SVG 1.1

つまり、Aサイトの投稿済み記事をBサイトに個別にコピーするという感じです。画像などのリソースもそのままBサイトに入れば最高です。

AサイトもBサイトも設定やプラグイン構成やテーマが違うので、記事とそのリソース(画像など)を複製できればいいのですが、、、そんなことはどうやったら実現できるでしょうか。それを今日は検討しています。

MainWPプラグインはどうかな?

MainWPっていうのがありました。使い方は省略しますが、こんな事が実現できることはわかりました。

・管理WPから、複数の新規記事を複数のWPサイトへ発行できる。
・MainWP本体プラグインを管理WPに入れる。配信するWPにはMainWP Childを入れる
・2台構成の場合は、管理WPに、MainWPとMainWP Childを入れる

残念ながら、Aサイトのすでに投稿済みの記事を個別に選んで、Bサイトにコピー(投稿)することはできないそうです。Pro版を使ってもダメみたい。どうりでそんなインターフェイスがないわけだ。

 ということで、何か違う方法を模索。XML-RPC経由か、DBにトリガーを作るか。または、、、、うーん、DBだけだったら、レプリケーションフィルターオプションとかで行けそうかも。WordPressの機能を使ってやるのが良さそうですが。

記事をコピーしてどうするの?

はい、実は今研究中の課題がありまして、それはGitHubのPagesにWordPressコンテンツを静的ファイルにして書き出すというものです。

GitHubのpagesにコミットしたWordPressの静的ページ(テスト中)

https://junkhack.github.io/

このページは、WordPressから書き出した静的なファイルです。それを吐き出すようの専用のWordPressを作って、メインサイトから記事を同期させたかったわけです。メインサイトとは、プラグイン構成やテーマファイルが変わる予定なので、これらを実現するには、記事のコピーが必要だったわけです。

GitHub pagesは、まだテスト中なので、リンクが切れていたり、画像がgithubからじゃなかったりするページがありますが、全体としては結構使えるんじゃないの? という感触です。たとえば、ニューヨークからの接続時間は、現在のスマホサーバに接続すると以下のような時間となりますが、

GitHubのpagesにコミットした静的ページだと、以下のように速くなります。

さすが、htmlやcssやjsだけの静的ファイルになると速いですね。Githubのリソースだから自動的にCDN経由になりますしね。速度的には以下な感じです。測定拠点はワシントンです。

PageSpeed Insights(GoogleのWEB速度チェック)でも、いい感じでした。

GitHub Pagesのリソース制限は?

リソース制限などは、以下のサイトにまとまっています。

GitHub Pagesでホストするサイトのアクセス上限は月10万リクエストが目安
::(抜粋)
 GitHub Pagesソースリポジトリの推奨制限は1GB
 公開されているGitHub Pagesサイトは1GB以下
 GitHub Pagesサイトは、1か月あたり100GBまたは100,000リクエストの帯域幅制限
 GitHub Pagesサイトは、1時間あたり10ビルドの制限

LINK

個人サイトのブログ程度なら、ミラーサイトとして問題なさそうな感じですかね。

まとめ

今回、なんとなくわかったのは以下となります。

・MainWPを使ってみた
・しかし、これは個別で投稿済みの記事をBサイトにコピーはできない
・GitHub Pagesのリソース制限は個人サイトくらいなら問題なさそうかな?
・WordPressを静的に吐き出して利用するには、まだまだいくつか考慮するポイントがありそう。

あとがき

世の中は広いから、大抵のものはだれかが作っています。 リサーチしてると面白いものがどんどん発掘されて、当初の目的を忘れていたりします。w さて、次はWordPressの静的ファイルに書き出す仕組みづくりを検討です。

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工学社 の本、androidの改造 に掲載されたよ!

なんと、このブログの記事が工学社の本に掲載されましたよ!

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
じゃんくはっく

なにぃー! こんなふざけたブログが本に載っただと!

よかったら、本屋さんまたはネットでポチってね!

ぴー
ぴー
じゃんくはっく
じゃんくはっく

ネタは「Pixel3のroot化」の件です。

工学社 出版のI/O編集部さんが、「Androidスマホの改造」っていうタイトルの本を出されたのですがその中で、なんと、このブログの記事の一部が載っていますよ。ただいま、絶賛予約中です! 5/27発売です。

出版社 : 工学社 (2021/5/27)
発売日 : 2021/5/27
言語 : 日本語
単行本 : 112ページ
ISBN-10 : 4777521494
ISBN-13 : 978-4777521494
寸法 : 14.8 x 1 x 21 cm

元ネタとなった当ブログの記事はこれです。

Pixel3・android11(R)正式リリース版でroot化!

LINK

内容抜粋

工学社さんのサイトに抜粋がありましたので引用しておきます。第一章に、赤文字部分が掲載された部分です。

■非公式アプリを入れる―root化
 機械オンチでも出来る!Androidをroot化する方法
 Pixel3・android11(R)正式リリース版でroot化

■“スクショ”禁止のアプリで画像を保存 ―「Xposed」導入
 Androidに「Xposed」を導入する方法
 「Xposed」の使い方に関するアレコレ

■有志が作った最新OSでセキュリティ向上 ―ROM焼き
 「Xperia XZs」のROM焼き
 ROM焼き手順

■キャリア以外のSIMカードを入れる―「SIMロック解除」
 「SIMロック解除」とは
 「SIMロック解除」の条件と手順について

■高度なカスタマイズを可能に―adbコマンド
 「Windows」で「adbコマンド」を使う方法
 「Mac」で「adbコマンド」を使う方法

あとがき

こんなブログの記事が、まさか本になるとは思っていませんでした。依頼が来た時は、びっくりです! 汎用性がある記事っていうのは、目に止まるっていうことですかね。root化の記事もそれなりに需要があるということですね。

 今度は root化したらこんなことができるよっていう記事も書いていこうと思いました。今回の本にも載っている「あっとはっく」さんのサイトは面白い記事がたくさんありますね。見習いたいと思います。

日々をハックする記事をお届け:あっとはっく

LINK

著者にメッセージ

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