まだタバコ吸って消耗してるんですか?脱タバコ1年半の感想

まだタバコ吸ってるかたで、やめたいなと思ってる方、は相当数になるはずです。

 もう、やめたいんだが、ついつい買ってしまう・・・

はい、その気持ちわかります。自分も1年半前は、タバコの残り本数が少なくなるとやっぱり不安でコンビにに行って

ストックを持ってないと不安

になっていました。本当にタバコに支配されている感が半端なく、たまに嫌になりますよね。

もう500円を超える値段になってしまって、少ないおこずかいの中から月に15000円も出費したくはないねーし、健康を害して煙に消えるわけですから。

 

中には、金銭的には別に問題ない、1000円になっても吸うし、それよりも喫煙できない環境にストレスがあるっていう方もいると思います。

周りのアタリも強くなっていくし、吸える場所だってほんと少ない。ランチとか食べにいくと良くわかりますが、喫煙できるところがホンと少ないんですよ。喫煙者にとって、昼休みくらい誰の目も気にせず、ゆっくり吸わせてくれってのが本音です。

もうね、ありとあらゆるところで喫煙者は文字通り、煙たがられます。

喫煙者の排除ムード、なにそれ!

って感じじゃないでしょうか。特に会社での喫煙ルームすら、

電子タバコのみ、利用可能

とか、ふざけた事をぬかしやがるところが多くあり、人権無視かよという感じです。実際、電子タバコのみのルールが適用されてから会社を辞めた若手の女性もいました。若いのに筋金入りの喫煙者だったようです。彼女いわく、「私はこの子(マルボロ)と共に生きていく」と言っていました。彼女のように、吸えないならやめるくらいの気合は必要だと思いますね。見習いたいところです。

まぁ、人事の方とかは非喫煙者から「匂いが嫌だ」というクレームが多いのでしょう。実際、あの匂いは喫煙者も嫌なんですよ。たばこやめてしばらく経過すると、自分も臭覚が正常になってきたようで、とくに電子タバコ・アイコスってやつの、

芋くさい匂いがたまらなく嫌

なんです。あれだったら、本物のタバコのほうがまだいい。あの芋くさい匂い、なんすか?あれは。まぁ、タバコよりは匂いは残りにくいのは確かなんですが、禁煙ルームで吸ってるときの芋くささが半端ないんですよ。自分もアイコスの方が来ると、実は早々に喫煙ルームを撤退します。ま、ようするに臭いってのは好みがあるんですよね。だから、非喫煙者のいう「匂いが嫌」というのはよくわかるようになりました。

まぁ、まだ電子タバコのみ吸えるならまだマシかもしれまえん。会社の中には、

喫煙者は採用しません

って明言してるところもあります。理由は会社によって、あれこれありますが、主に接客業の場合は、お客様に与えるイメージの損失(匂いなど)が大きいのでしょう。また、時間というものにシビアな会社は、喫煙者がタバコを吸う時間が効率を悪くするという理由のようです。非喫煙者に対する平等策として、「スモ休」有給休暇を付与するといたところも。

それこそ、

はぁ?なんすかそれ?

と言いたくなります。仕事ってのは、1日の中で緩急をつけるもので1時間に5分くらいは

一歩引いて考える

ということが非常に大切だと思っています。僕らはマシーンじゃないんですからね。この一歩下がって全体を見るというのは、なかなか集中しているとできることではなく、一番良いのは

その場からいったん離れて考える

ということだと思っています。喫煙者はニコチンが切れると、嫌でもその場から離れて吸う必要がありますので強制的に実行可能です。だいたいその時間間隔は人にもよりますが、自分の場合は50分~90分程度です。ぎりぎり2時間くらいは持ちます。

これは、非喫煙者にも実施してもらいたいなと思っています。一歩引いて全体を眺めてみると、今まで見えなかったもの、あるいは、大事じゃないと思っていた部分が、もしかして重要なんじゃないかという着想の転換なんかもしやすいです。

非喫煙者の方であれば、コーヒーや紅茶を入れて席に戻るのでもいいんじゃないかと思います。できれば、コーヒーなら豆から引いて、入れる。紅茶ならば、ティーポッドに入れてゆっくり蒸らすくらいでちょうどいいかもしれません。

また、この「スモ休」なるものは、平等なようで実は不平等かもしれません。喫煙者の中には、仕事中は一切吸わない人も一定数います。そういう方もこの休みは取れるのでしょうか?いや、答えはNOなはずです。

大事なことなので、もう一回書きます。

喫煙者はタバコ吸ってる間、仕事のこと考えていないのか? いいえ、答えはNOです。喫煙中も仕事のことを考えて、場を離れて仕事しているだけなんですよ。

 

どこぞの人事担当者や、社長さんが非喫煙者でたまたまこの記事を見ていただいたならば、こういう考え方もあるっていう1つの参考にしていただければと存じます。「スモ休」なんてものを与えたら、社員はその休みに仕事や会社のことなんて考えてくれませんよ。そんな施策より、1時間に5分は、席を離れて小休止する習慣を普及してください。人間ってのは、そんなに器用には思考は切り替えられないもので、必ずやその小休止している時間に仕事のことを違う角度から考えてくれるはずです。

 

ということで、前置きが長くなりましたが言いたかったことは、タバコを吸えず、仕事の効率が落ちているかたは是非ニコチン入りのVAPEを吸ってください。かなり軽減されるはずです。吸ってみればわかりますが、ほぼ確実にリアルなタバコからは卒業できるはずです。自分の場合は、お医者さんでもらうニコチンタブレットやパッチより確実に効果がありました。ニコチン中毒からは脱出できませんが、吸殻も出ませんし、吸う時間は調整できてかなり便利です。

1年と6ヶ月、たばこをやめてニコチン入りのVAPEにしていますが変わった変化といえば、おこずかいが増えて、アリエクでぽちる機会が増えたこと。そして、なにより臭いに敏感になって、部屋の中が汚れなくなったこと。そして、対人的にもたばこ臭いということに対して気にする必要がなくなったこと等です。もう一度、リアルタバコに戻るかと問われれば、答えはNOです。

近い将来、間違いなくタバコ代金は20本入り1000円になるはず。そしたら、一ヶ月、3万円は煙に消えることでしょう。年間でいえば、36万円です。もう無視はできないですね。

それでも、まだタバコを吸って消耗しますか?