ER11 Colletsのホルダーを作ったよ

先日、アリエクにて ER11 のコレット13個詰めを買いました。

かわいい黄色のケースに入っていたのですが、このケースをこのまま使おうとケースの中のホルダーを作りました。

ER11collet_adp_

プリントしてみました。

IMGP1186

こんな感じで、ケースの中で収まりがよくなっています。

IMGP1185

プラスティック製なので、さびる心配もありませんね。

IMGP1188

さらにこのケースを13個、格納する台のようなものを作っています。

ER11collet_box_

どんな感じか、一部をプリントして確認中です。段差にする必要があるのかどうか、手で触ってから決めるつもりです。

Cura_-_15_04_6

一番面倒だったのは、プリント対象じゃない小さいケースのモデリングでした。

 

で、テストプリント。IMGP1190

少しキツめですが、いい感じにはまっています。

IMGP1191

一時置き場の穴は、ちょっと修正しないといけないことがわかりました。中を中空にして、スプリット付きの穴にしようと思います。あと、背景に見えているパンチボードは、セリアの100円ショップのものです。CNC 作ったと時の下に敷こうと考えています。下まで突き抜ける囲うをしても、部分張替えで対応できそうですし。

 

で、せっせと、夜中寝ている間に成功したようです。反りもなく、良い感じにくっついています。起きると失敗していることもあるので、今日は調子がいいようです。ABSだとこうは行きません。PLAはプリントしやすいですね。

IMGP1192

プリント領域の最大まであと少しの幅です。こんな大物は初めてプリントしました。

Cura_-_15_04_6 2

横幅、184mm で、最大幅の200mm まであと 1.6mm です。

ER11collet_box_ 2残りのパーツもプリント。 IMGP1199

前面の焦げている部分は、はがれそうだったのでバーナーであぶって無理やり付けたところ。油つぼから、油が出すぎたようです。

IMGP1200

Enable retraction は、今回のように、隙間があるプリントの時、すこしフィラメントを戻して糸引きを防止する設定ですが、どういう値が適切なのかが今一良くわかりません。プリント速度か、空間移動速度とFlow とかとも関連しそうです。プリントされたものを見ると、糸引きはほとんど無いようです。この設定は結構、はまりどころでプリント速度が速いと、すかすかになるか、最悪プリントが失敗します。

今回の設定はこんな感じです。クリックで大きくなります。

Cura_-_15_04_6_と_Expert_config_と_Expert_config_と_Expert_config_と_Expert_config速度はかなり遅めです。第一層目の Bottom layer speed は 5 としました。10 だと剥がれて失敗しちゃったので。

Cura_-_15_04_6 3

スプリット付きの一時置き場に跡付けのパーツです。

IMGP1203

で、組み付け。どうでしょうか?

IMGP1206

なかなか、良い感じだと思います。蓋を閉じるとこんな感じ。これでバラバラにならず、紛失も防げます。サイズ穴の表記は、へこませてあるのでクレヨンで目立たせていいかもです。

IMGP1208

一時置き場を使うかどうかは、わかりませんがこんな感じで次に使うまで、ちょい置きできます。

IMGP1207

少し押すと、ぎゅっと締まって固定されて、外す時はちょっとネジると取れます。絶妙なしまり具合です。

プリントデータは、以下にあります。

ER11_collet_holder_by_junkhack_-_Thingiverse

いつものように、公開しておきました。

 

CNC 筐体作りの前に、気になっていたことを先にやっつけた感じで、まだ本体作りはこれからです。来週は、それをやっつけますかね。

ちなみに、この小さなケースもモデリングしたのでプリントアウトできるか試してみたいです。ABS でプリントすればケース自体も自作できるかもです。薄いので壊れるかもですが、時間が出来たときにやってみます。