3D プリンターがあると、今流行っているハンドスピナーも200円くらいで作れます。ベアリングの価格次第です。ベアリングを1つだけ使うものであれば、50円ほどで作れます。
いろんなタイプのがありますが、608 タイプのベアリングを入れるものが主流のようです。この608 タイプのベアリングはスケボーの車輪軸に使われているもので、流通量が多く入手もしやすいです。いくつかのタイプを作ってみました。
ベアリングを4つ使うタイプは、ずっしりして片手で回すには少し力が要ります。2つタイプのは、あんまりお勧めしません。あと、密封型のベアリングは中に塗布してあるグリスが抵抗になるので、ほどよくバーナーであぶって少し溶かし出して回りをよくしてあります。筐体に嵌め込む前に作業しておきます。
今回使ったベアリングはアリエクから ABEC-7 相当というのをテストで買ってみたのですがクオリティーが悪いので今回のおもちゃ用に使いました。それでもそこそこ回ります。日本製のベアリングなど精度がよいものであれば、かなり回ると思います。
3Dモデルは、Thingiverse で以下のタイプをプリントしました。Spinnerで検索するとたくさん出てきます。
ベアリングが1つなのは、以下。
この玉が見えているタイプは、樹脂製のシールで作られたタイプの 608 タイプをシールを取ってグリスを洗い出したもので作ってあるようです。または、こういうオープン構造のベアリングもあります。
回りにある3つのベアリングは錘なので、ベアリングじゃなくても良いので、ナットとか、コインとかでも良いです。
5円玉とほぼ同じ大きさなので、6枚はめてみました。
そこそこ回ります。
1セントのPenny硬貨をはめたモデルもありました。
大人用だと、608 タイプのベアリングでちょうどいいですが、子供用は 625 タイプの少し小さいのがいいんじゃないかなと思います。そのうち、作ってみようかなと。