corexy のベルトの通し方に迷う

先々週から、corexy のベルトの通し方に迷っています。

まだ、プーリーやベルトは駆り置きです。

D-SlotV2_coreXY

現在の有力候補はこれ。わかりやすいように、ベルトだけ抜き出すと

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上から見ると、まぁ揃っていますが、

D-SlotV2_coreXY 2

中央のY軸のシャフトが邪魔して、結合地点を少しずらす必要がありました。

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動かしてみないとわかりませんが、これでいいのでしょうかね。この赤いベルトが出ているモーター側のベルトが上下10mm程度の高低差があります。

D-SlotV2_coreXY 4

ベルトテンショナーも考えないといけませんね。

D-SlotV2_coreXY 6

この位置でいいということにして、ブラケットを作りますか。おんなじところを考えていて、飽きました。もう少しで、この闇から抜け出せそうです。

 

早くスピンドルに行って、モーターを動かしながらZ軸と合わせて考えてみたいです。

スプールホルダー完成

608 のベアリングを4つ使ったスプールホルダーを作ってみました。

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まずは、1セット。

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ミスミのマスキングテープも問題なさそうです。

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608 のベアリングプーリーはサイズが小さかったようで、少し削ったのですが無理やりはめたら割れてしまいました。

p_

直径は、22mm なんですが内径は少し縮小するので、22.6mm くらいでちょうどいいです。ということで、これはデータを作り直し。

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少し圧入する感じでちょうど良くはまりました。色は白にしてみました。

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ベアリングの軸受け部分も少し大きいので、バーナーで少しだけあぶり入れました。

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片側は、ワッシャーを入れてあります。

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挟み込む部分を微妙に削り、装着。

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いい感じに転がります。これはいいですね。

 

リサイズしたプーリーは以下にアップしておきました。

Spool_Holder_608_Bearing_by_junkhack_-_Thingiverse

ミスミのマスキングテープ

3M のマスキングテープが残り少なくなってきたので、なんか安くていいのないかなと探していました。

何も知らないときに、アマゾンで2巻きを1200円で買っていたのですが、なんかこれ、お値打ちじゃないよねということで、違うのを探しました。

3M マスキングテープ 343 60mm×18M 2巻パック 343 60

 

813f1lWxKZL._SL1500_

今は、980円のようですが、6cmもなくていいから、もう少し安いのが無いかと探したところ、ミスミに5cm 幅の18Mが2巻きで250円ほどでした。(型番:N-MSTPE-50 )リンクは、今ミスミのサイトがメンテナンス中なので、あとで張っておきます。

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色は黄色ですが、基材は和紙で同じようなものなんじゃないかと。

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このように少し幅は狭いですが、小さなパーツを印刷するにはちょうどいい感じです。張り付き具合も問題なさそうです。若干、3Mと比べると弱いかもしれません。ということで、これからミスミのマスキングテープを使っていくことにします。

 

608 タイプのベアリングが余ったので、前からプリントしてみたかったフィラメントのローラーを作ることにしました。

Wanhao_i3_Duplicator_Spool_Holder_by_cyul_-_Thingiverse

色は、ローラー部分を変えるといい感じですね。

Wanhao_i3_Duplicator_Spool_Holder_by_OmNomNomagon

こういう半透明なのは、今後買いたいなと思います。とりあえず、グレーでプリントしてみました。

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5cm のマスキングテープは4列貼っています。

高品質で安い中国のベアリング見つけた!

アリエクで、いろいろなショップでベアリングを発注していて、ついに高品質で安いベアリングを見つけました。

S20170217_001

等級に、电机級とあります。电机は、ピンインと発音するようで、意味はモーターとか発電機とかの名詞のようです。

アリエクでの英語表記には、ABEC5 とありました。中国のベアリングの等級は良くわかりませんが、この电机級というのはなかなか品質がいいです。そして、値段はなんと10個で360円なので、1こ36円です。

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今回10個、このショップでサンプル購入しましたが、10個とも品質がよかったです。他のショップでは10個ともだめなものや、2個ほど粗悪品があったり(残り8個も品質は中)とか、ABEC7  を表記してあっても、日本の等級0 以下という粗悪なものもありました。

 

日本製だと、NTNの等級0の625ZZ が 1個単位 108円で買えますが、今回たくさん使うのでもう少し安いのが欲しいんですよね。

約1/3 なので、かなり助かります。今回CNCで使うベアリングの個数は、625zz タイプが44個なんです。NTNだと、4752円ですが、今回ので1800円でまだ、6個あまります。NTN 製のも12個ありますので、両者を使って、ダイアルゲージとガラス定盤で検証してみたいと思います。

ということで、追加で30個発注!まぁ、もちろん次回来るのが全部品質がよいとも限りませんがね。

 

中国製のベアリングでも、安くて高品質なものはあることがわかりました。まぁ、しかしここにたどり着くまでに、粗悪品を40個サンプル購入しましたが。

 

スピンドルに使う軸受けは、NTNの等級5をゲットしています。これは中国でも安いのはありますが、2個しか使わないので外れたときにコストメリットが出ないとショックなので。

 

さぁ、これでだいぶパーツも揃ってきました。設計が追いついていませんが、春までには動かしてみたいです。ただいま、corexy の部分を考えていますがなかなか納得したものが出来ないのでもう少し、つついている状況です。

Wanhao の LED 照明を作ってみた

少し前に、アリエクで LED を買ったんですが、これを Wanhao 3Dプリンターの前面に付けるアダプターを作ってみました。まだ、これからプリントしますが、LEDの光がすけるように 0.5mm 厚でロゴに光が透過する感じでパネルを脱着式にしてみました。

こうやって作っておけば、カスタマイズしたいヒトがパネル部分だけ作れると思うのでいいかなと。Make: のロゴが好きなので、これを赤く浮かび上がらせるようにしておきました。

WanhaoLED_

アリエクでゲットしたLEDは、以下で100個で 200円ほど。

LED

光が前方に集中するタイプです。

HTB1YpvGLXXXXXaGapXXq6xXFXXXi LEDは、4つ直列に付けて、12V で光らせる予定です。ブレッドボードで光らせてみたところ、少し青みがある光で、もう少しナチュラルなのがほしいところです。

 

で、プリントしてみたのですが、いろいろ調整しないといけないことが。

まず、隠しナットの穴にナットが入れにくいこと。これはサポートなしでプリントしたので、6角の穴がきちんとプリントされていないので、はまりにくい感じです。あと、M3 の穴を 3.3mm であけていますが、もう少し大きくしたほうがすんなり入る感じ。3.5mm で開けなおしました。実際には、ボルトは、2.8mm なんですが縮小するので。逆に3.1mmから3.2mm くらいだとタップを切る感じでボルトが無くても固定できます。ただし、軽量ならば。LED ライトくらいなら問題ありませんが、もっとトルクが掛かる部分はナットで止めたほうがいいです。

WanhaoLED

ジクはこんなのを作ってみました。この穴は、今回のD-Slot V2 でたくさん開けてあるのでテストも兼ねています。

 

あとは、穴の位置を前方に1.5mm ずらし前面の金具とツライチに。他、あれこれ微調整。

再度プリントアウト。明日も休みなので、今晩はじっくり攻めることに。ここらで一旦飯タイムとします。

 

風邪なのか花粉症(になったのか不明だったので)なのか、風邪だったら体力付けようとラーメンにニンニクを入れて食ってきましたが、超旨くなりますね。

 

さて、内部にサポートを作ってあとで取れるようにしてみました。

WanhaoLED_ (1)

この黄色の部分は、合体していないのですがこのままプリントするとどうなるのでしょうか?ちょっと実験にプリントしてみます。

プリントアウトしたら、プリントできない部分(細すぎ)があったので、再度調整。あと、ロゴの抜ける部分をつなげておきました。

WanhaoLED (1)

ジグは穴に入らなかったので、調整。ネジを締めたら取れるように、穴を切りかく予定。疲れたので、続きは明日やります。

 

さて、一日経過して翌日。

どうやら、風邪ではなく花粉症になったようです。昨年あたりから怪しいなぁと思っていたのですが、ついに花粉症になったようです。まだ症状は軽くて少し鼻水やくしゃみが出るようで、目がかゆいとか常時鼻水がでるという感じではないのですが、これが花粉症というやつですね。

 

ジグの方は、こんな形状に変更。

WanhaoLED

ただいま、プリント中。3度目ですから、今度は成功したいですね。

Cura の設定は以下です。Retraction の値は、試行錯誤ですが今回はこんな感じで。

Expert_config_Cura_-_15_04_6

文字がある部分は5mm/s くらいじゃないと綺麗に印字できませんのでかなり遅いです。

b

プレートはフィラメント変えてプリントする予定ですが、テストのため全部一緒に。まぁ間に赤い紙でも挟めばいいのかも。

 

とりあえず、綺麗にプリントできたようですが途中、サポートの部分を見ていたらかなりがっつり付いている感じ。

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文字も綺麗にプリントできました。文字をプリントするときは、Bottom を 5mm/s 程度にすると良いです。

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M3 の ナットを保持するプチ工具です。データでは先端がもっと尖っていますが、プリントされません。

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残念なことにサポートが取れなく、これはないほうがよっぽど良いです。筐体は前回のを使用することに。

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赤いのはビニールっぽい袋の素材です。赤い発色がよかったので。

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本来はジグはこういう感じで使う予定でしたが、今回は中のサポートが取れなかったので使わずです。

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組み込んだ感じ。まだLEDを付けていないので、昼間だとこういう感じです。

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上から。

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横から。

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下からの図。ちょっとはみだしていますね。

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まぁ、ちょっと面倒すぎるパーツでした。

縮小する部分のデータはおおよそ、0.4mm ほどで、円の内径などは、大きさにもよりますが、それよりも小さくなる感じでした。

このあたりの精度が、0.4mm ノズルだと限界ですね。

 

Wanhao_Duplicator_i3_LED_mount_by_junkhack_-_Thingiverse 苦労したわりには、あまりいけてない感じですかね。配線はそのうちやることに。

32Tのプーリーを実際に作ってみた

とめる部分を作って、625 タイプの16mm のベアリングを1つだけ挟む構造で作ってみました。

GT2_T36_pully_

内径は少し小さくなるので、とりあえずは、16mm の内径でプリント。とめる部分も16mm で。

GT2_T36_pully_ 2

プリントしたものを計測してみると、上の青いパーツは、外径が16.2mm で上のパーツは内径が15.2mm ほどでした。かなり小さくなりますね。補正したものを、再度プリント。 IMGP1214

入り口は少し狭いですが、中が広すぎました。

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サポートなしでプリントできる形状です。

IMGP1220接着剤でくっつければいいですかね。 IMGP1217

もう少しきつくなるよう、サイズを調整しますか。

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アルミ製のプーリーと比べると少しひっかかりが悪いようですが、十分に機能しそうです。

GT2_32T_pulley_625_Bearing_by_junkhack_-_Thingiverseサイズを少し補正したものをUp しておきました。プリントしてみましたが、ちょうどいいはまり具合です。はめるときは、ペンチとかで圧入する感じで。

1日経過したところ、Thingiverse では Like や Collections に入れられているようです。こういう汎用的に使えるパーツは需要があるのかもしれませんね。