新D-Slot ブラケット

息子とラーメン食ってきましたが、外が超寒い。クリスマスは雪が降るかもですね。

 

で、あと、2個ブラケットを作ろうと思って少し更新しました。

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ボルトの付け根を少し強化して、稼動する足は固定するとき回ってしまっていたので、レンチを挟めるように6角をつけました。こんな気軽に変更ができるのも、3Dプリントならではですね。もし、これを手作業で作ろうと思うと、めちゃくちゃ手間がかかります。DIYには、必須の3D プリンター。これがあることで、工作が楽しすぎます。

 

さて、プリントしようとCura にかけると 0.2mm ノズルだと時間がかかることがわかりました。0.2mm ノズルだと、積層は0.16未満で、速度も 50mm/s 未満じゃないと黄色の警告になります。(そこを無視してプリントしてみるとどうなるかわかりません)

Cura_-_15_04_6 2

7時間は待てないので、とりあえず、0.2mm ノズルでもう少し遊んでから、0.4mm に変えてプリントしようと思います。こういう用途にもう一台 3D プリンタがあってもいいかなと思いました。

0.2mm ノズル専用で、そういうのは PLA で出すからヒートベットはなしで小型の3dプリンタはあってもいいかもです。スクラッチでつくるのも、勉強になっていいかもです。CNC 作りと同時に検討してみたいですね。

 

さて、0.2mm で何をプリントしましょうか。いつもの、1/2 縮小の船をプリントしてみますか。

見事に失敗しました。

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押し出しが弱いか、温度が低いか、なんでしょうか?

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一体何がわるかったのでしょうか?

Expert_config_と_Cura_-_15_04_6

ちょっとよくわかりません。

Cura_-_15_04_6 2

まぁ、今は気にしないことにしてまたの機会に試してみたいと思います。

・・・

とは入っても、気になるので、おそらく送り速度が30でも速いんじゃなかろうかということで、10mm/s にして温度と Flow の押し出し量を調整して立方体をプリントしてみました。

Untitled_

Cura_-_15_04_6 Cura_-_15_04_6 2  Cura_-_15_04_6 3

サポートなしなので、天井はまぁしょうがないとして、0.2mm の壁だとFill がないので4隅が割れます。ソース画像もリンクしてありますので、もっと良く見たければクリックしてください。

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はさみで切ってみました。

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底は0.4mm 指定が0.5mm

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壁は0.2mm でノズル径と同じです。

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温度差による変化は特に目視では違いがわかりませんでした。

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これでわかったことは、温度に関しては変化は見られなかったので、207度~214度あたりで選択しておけばいいのかなと。送り量 Flow は100%~106% にしましたが、速度10mm/s だと変化はなし。もっと速く送ると変化がありそうです。

次回、送り速度が10mm/s にしてプリントしてみること。

V-Slot の圧入したタイヤの取り外し

しばらく策を練ること、5分。カスタムな道具を作ることも考えましたが、そこまで労力はかけたくないので取り外しに使えそうなパーツがないか、Junk箱を漁っていると閃きました。

木ネジの固定用のパーツです。これに木ネジのでかいサイズをねじ込んで、引っこ抜いたら取れました。

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なかなかいい仕事をしてくれる木ネジパーツでした。まさか、V-Slot のベアリング外しに使われるとは思ってもみなかったことでしょう。あと、黄色のツメが出ているくるみ割り用の固定器具も地味に便利です。これもアリエクです。

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で、スペーサを組み込んで、回してみました。

しかーし、とんでもなく回りが悪いんですよね、今までの苦労はなんだったと思わせる回りの悪さ。キコキコと音がなって明らかにベアリングが本来の位置にいない感じです。おそらく、スペーサの厚みが足りず、左右からボルトで閉めるとベアリングの位置が微妙に左右にずれるんでしょう。微調整すればそれなりに回るかもですが、、、、

もう、この時点で8mm のベアリングを使うのはあきらめました。ついでに、昼寝(ふて寝)しました。

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このスペーサ作りで得られたことは、0.25mm 設計のプリントパーツは、0.2mm のノズルで印刷できた。そして、0.2mm より薄い部分があるとスライサーで g-code が得られない(プリントされなかった)ということでした。

tb_Ruler_と_0_2020vslot_M5_5mm_

以上、お疲れ様な結果でした。素直に、このタイヤには 5mm 内径のベアリングに M5 ボルトを使って、そしてスペーサーには1.2mm-1.5mm 厚ほどのワッシャーをかませるというのが正解です。

中華製の625zz ベアリングを比較用として、D-Slot (対角V-Slot にはこの名称にすることに)を作ることにします。

 

さて、同じタイプのアダプターを2個プリントしますか。1つは、中華用、もうひとつは ISC のベアリング用です。3個の同じサンプルからベアリングを検討してみます。中華製が使えるレベルにあるといいのですが、、、

 

昼寝して気力はありますので、作業は、まだまだ続きます。

8mmスペーサ再プリント

8mm のベアリングのスペーサのサイズが少し熱で収縮するので、0.4mm 大きめに作ってプリントしてみました。

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プリント中

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おお、ぴったりになりました。

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0.3mm くらいでよかったかなという感触。フィラメントやプリント温度とかにもよるんでしょうが。1つの目安としてみたいです。

 

タイヤにはめたベアリングも取り外さないと、このスペーサが取り付けられないんですが、昨日のように熱であぶってもなかなか取れません。思えば、こっちのタイヤははめるのがきつくて万力で圧入しました。

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どうやって、取り外しましょうか。。。。

3D プリンタ・ノズルつまり分解

まぁ、分解してみるとどこで詰まっているか一目瞭然。ここで詰まったのははじめてかもです。朝で室温が低かった上にあわててプリントしようとしていたからでしょう。

IMGP1029 ツツき棒の先端をバーナーで少しあぶり、押し出し。白いのがつまっていたやつです。

IMGP1030

この機会に、Wanhao i3 のエクストルーダーのステッピングモーター型番をメモ。

JINSANSHI MOTOR
42HS34(L)-0954JA05-D21
LOT NO.151007

S20161222_006

折れた原因はこれが空回りしてフィラメントを削ったからかもです。結構汚いですね。

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ついでに、アリエクで買ってあった、送りギアを細めのものに交換。これはwiki の改造ポイントです。

Extruder Gear

ここの情報によると、印刷品質がUPして、つまりも軽減されるようです。このギアの溝が深いと、食い込みすぎてフィラメントが削られて均一に送り出されないので、プリントしたものに乱れが出るということのようです。あと、以下のような改造ポイントもあります。

Flexible Filament Mod

6mm の PTFE チューブをフィラメントの出口に付けると良いとありますね。これは次回やってみることにします。以下の写真は交換後のものです。グレーのギヤが交換したもの。溝が細めです。

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全部ヘキサレンチです。標準工具より細いのが必要です。

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交換中。

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先の情報によれば、このギヤは細いほうが、プリントに影響しないとWikiに書いてありましたので。まぁ、あんまり変わらない部分かもですが、こういう小さな改造は積み重なって品質があがると思うので体感できるかどうかは不明です。ギアは送料込みで350円ですしね。

IMGP1033

送り機構の溝は、V型のベアリングですかね。今、検討中の小さなVのやつに似ています。

IMGP1035

あと、これまたついでに 0.2 mm ノズルに交換してみます。どんな感じになるんでしょうか? IMGP1037

グレーのPLAもゲットしておきました。マシンパーツのプリント用にです。今回の D-Slot にもこれを使いたいと思っています。

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プリントしたものです。0.25mm の部分もプリントできましたね。そこそこ綺麗に出ているんじゃないでしょうか?0.2mm ノズルから出る糸は見た目でわかる細さでした。

送り速度 30(超ゆっくり)
積層 0.06
温度 205度(室温23度くらい)

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とりあえず、機能ははたしてくれそうですね。 S20161222_009

実測で、0.4mm ほど収縮したので次回は0.4mm 外形と内径をあげてプリントすることに。内径を少し削って貫通させました。

風邪のせいか、激ネムになったので、このあたりでまた明日やることに。

中華625zz ベアリングきました

なんとか、風邪ぎみでしたが乗り切りました。3連休突入です。

帰宅したら、AliExpress から 625zz のベアリングが届いていました。プリンタも分解しないと取れないつまりのようで、先にこちらを観察。左が ISC(NSK MICRO PRECISION)のステンレスベアリング、右が AliExpress から届いたものです。このストアは比較的、配送が速いです。

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中華製のは、シーリングが樹脂のようです。あと、ボールベアリングが隙間から見えています。ちょっとギャップが大きい感じ。

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左のは、金属シーリングでベアリングは見えませんね。ギャップが少ないです。

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中の玉の精度はわかりませんが、転がした感じだと中華製はやっぱりスムーズじぁありません。とは言っても、日本製と比べるとということで、値段からしてそれはしかたないでしょう。中華製でも値段がする等級の上のベアリングはあるはずです。

 

要は、このベアリングを組み込んだ時、使用に値するかどうか?が非常に気になるところです。多少すべりが悪くても、それなりに使えればいいわけです。なるべく安く作りたいですからね。価格が違いすぎます。

 

さて、プリンタを直しますか。

タイヤの間にワッシャー

ちょっと風邪気味で、仕事から帰ってきたら、即効寝てしまいました。

さて、昨日の続きです。一回はめたタイヤのベアリングをどうやって取り出そうかと考えました。普通につついてもかなりしっかりハマッて出てこないので、ガスストーブで、熱を加えることによってM5 ボルトでひっかけて取り出すことが出来ました。

で、ベアリングの間の隙間には0.4mm 厚のワッシャーを3枚はめることでとりあえず対応。後に計測してみましたが、この隙間は約1mm のようでした。

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2枚だと足りない感じ。

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3枚でとりあえず。1.2mm の隙間を確保します。

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こうしてはめてみたら、すごくスムーズになりました。さすが、日本製のベアリングです。映像は今度の休みにでも作ってみます。

同じ原理で、中華製のベアリングにも施して、使えるか検討してみたいと思います。しかし、購入した中華のベアリングは、8mm の内径のもので、688zz というタイプですのでM5 のボルトと手持ちのワッシャーでスペーサーをうまく作る必要があります。内径が、5mm の 625zz も10個で205円と激安なのでゲットしていますが、まだ届いていません。

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感触としては、中華ベアリングは確かにすべりは悪いですが、このV-Type のタイヤでフレームを挟み込むとき、それなりに圧力をかけて挟むので、差はそれほどでないのではとも思っています。

 

ということで、このスペーサーを設計して、同じD-Slot のブラケットにはめて比較してみたいと思います。

作りました。これをプリントしてみます。0.25mm 厚の部分はうまくプリントできるでしょうか?

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さくっとプリントしようとしようと思ったら、ノズルからPLAが出てこないので、帰ってからやることに。さぁ、今日行けば3連休ですぞ。

もう、今年もあと数日。速いですね。